吉田 佳奈美
2000年キャリア入社
鴻巣物流センター 主任
入社から現在のなりたち
2000年キャリア入社。小さな子どもを育てながらの困難な就職活動を乗り越え、現場事務員として配属。入社後は、電話対応や伝票作成などの事務作業に加え、倉庫内での検品や荷札貼りも担当。これまでに5回の倉庫異動を経験し、30社にものぼる荷主様を担当。その経験と実績が認められ、2020年主任に就任。仲間が最大限に力を発揮できる「働きやすい」環境づくりに尽力している。
どんなに忙しくても、相手を想う細やかな気配りや心配りを忘れない人柄が、彼女の最大の魅力。丁寧かつ柔軟な対応は、社内だけでなく、お客様からの信頼を得る理由の一つ。休日は、一日のんびりと動画鑑賞をするのが日課。仕事中の姿とのギャップに驚かされますが、これがオンとオフの切り替えには欠かせない時間なのだそう。
仕事と子育て、
二つの人生を支えてくれた場所
私にとって会社は、自分の存在や働きを認めてくれるかけがえのない場所です。
小さな子どもを育てながらの仕事は、決して容易ではありませんでした。頼れる家族が近くにおらず、病児保育に預けることもありました。それでも、学校が夏休みなどの長期休暇中には、昼休憩時に必ず一時帰宅し、子どもたちと一緒に食事をすることで、寂しい思いをさせないよう努めました。
そのような環境の中、最初に配属された行田南倉庫では、温かい上司や先輩に恵まれ、安心して業務に励むことができました。
休憩中に雑談をしたり、出前を一緒に食べたりと、まるで本当の家族のように過ごした日々は、私の大切な思い出です。
業務はもちろん、人間関係についても相談に乗ってくださった上司には、温かくも時には厳しくアドバイスをいただきました。このような風通しの良い環境と、多くの方に支えられた経験が今の私の土台を作ってくれました。そして、今もなお、その感謝と経験が心の拠り所となっています。
一歩踏み出す勇気
~白いたい焼きが繋いだ絆~
産休から復帰後、事務員2名、作業員3名と少数精鋭である行田北倉庫に配属となりました。仕事への責任感が大きいあまり、事務員同士で意見が対立してしまい、当初は良好な関係とは言えませんでした。
そんなとき、上司から「自分の言動は、やがて自分に返ってくる」という言葉をもらい、自分から歩み寄る決心をします。当時流行していた白いたい焼きを差し入れ、彼女に「一緒に頑張りたい」と素直な気持ちを伝え、二人で分け合って食べました。この行動がきっかけで関係は修復し、以前より協力して業務に取り組めるようになりました。
この経験を通じて、自ら行動を起こすことの重要性を学び、相手を思いやる気持ちを育むことができたと実感しています。これらは、現在も社内外を問わず円滑なコミュニケーションを築く上で大きな糧となっています。
信頼に応える喜び、
感謝を力に変えて
2020年、倉庫事務職で初となる主任へ昇進。入社当初よりお世話になっている上司から打診をいただいた際は、これまでの努力が認められたことを実感し、涙が出るほど嬉しかったです。それと同時に職責を全うできるかという不安も押し寄せましたが、「寄り添う姿勢」と「会社からの信頼やお客様からの信用を絶対に失ってはいけない」という強い信念を持ち続け、業務に励みました。
お客様に対しても、いただいたオーダーを確認し、懸念点やより良い方法をお伝えするようにした結果、トラブルを未然に防げたこともあります。
役職の重みにプレッシャーを感じることもありますが、弊社へ信頼を寄せてくださる皆様に、より質の高いサービスを提供するため、相手を第一に考える姿勢とこれまでの経験を活かし、常に複数の選択肢を持ち、最適な提案ができるよう努めています。
今後の目標
調和を育み、協働の懸け橋へ
相手を第一に考えること、そして創業メンバーから学んだ、丁寧な対応や常に感謝の気持ちを持つ姿勢を継続しながら、他者からの助言を素直に受け入れ、変化や新しい仕組み作りにも臆することなく挑戦していきます。
また、より働きやすい環境をつくるためには、現場と事務の相互理解が不可欠です。
「どうしたらできるのか」を常に考え、職種の壁を越えて協力し合う姿勢を大切にしたいと考えています。例えば、繁忙期には自ら倉庫に足を運び、検品や荷札貼りのサポートをするなど、現場と事務が一丸となって業務に取り組んでいきます。
これまでの経験で培った「思いやり、気遣い、気配り」や、仕事に対する真摯な姿勢を、未来を担う若手社員に伝えていきたいと考えています。
そして、誰か一人でも「吉田さんのような人になりたい」と思っていただけたなら、それほど光栄なことはありません。