柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
「人間、良い思いをしたいと思うなら、嫌な事も我慢しなくてはならないものだ」。
メジャーリーグ、ロサンジェルスドジャーズのジョートーリ監督の言葉です。
この言葉は、良い思いも我慢も広義に捉えることができます。
特に役職を持つ方は部下や社員に対して、「なんで、考えないんだ」「何故、動かないんだ」「なぜ、そう考えるんだ」など、ふと気付くと相手に対して求める事ばかりが先行している時が多いのではないでしょうか。
これは当たり前といえば当たり前だと思います。
組織というピラミッドの上層部にいる限り、下層(言葉は悪いですが)部分の管理をしなければならないからです。
ここでいう良い思いとは、自分の思うとおり(独裁的な事ではなく)に部下や社員が能動的に仕事をこなし続ける事でしょう。
しかしジョートーリは言います。
そうするためには「我慢をしなければならない」と。
ここでいう我慢とは、じっと我慢するという意味ではありません。
思うとおりに部下や社員が動いてくれるようになるためには、「常に」部下や社員に「言い」「伝え」「熱く」「語り」「手本を見せ」「褒め」「叱責」し、「実現するまで継続し続けていく」事だと思うのです。
これこそが上層部の抱える我慢だと思います。
部下や社員が自発的にこなすようになるか、諦めて言い伝える事を止めるかの根気比べのようなものです。
もし上層部自らが「そんな事はなかなかできないよ」「時間がないよ」「難しいよ」「性格にあわないよ」と言うなら、部下や社員からそういう言葉が出ても「容認」するべきです。
相手を容認できないなら、自分から率先して行うべきです。
だから我慢なのだと思います。
部下や社員は鏡ですから。
きっとジョートーリ監督の野球人生において、係わった先輩プレイヤーの多くが上記の言葉のように、高い目標を達成するために、厳しく地道な練習を自ら課していたのを見ていたのでしょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
【 埼玉県内に倉庫が6か所、危険品倉庫・物流センター・低温倉庫の一覧 】 http://shinozaki.co.jp/wpnew/html/10_souko.htm
【 過去記事一覧 】
http://ameblo.jp/shinozaki-tw/entrylist-1.html
【 ツイッターでのつぶやき 】
http://twitter.com/shinozakiyana