弊社はお客様の商品を様々な形で保管しています。
倉庫保管といっても様々な方法で保管できます。
荷姿や外装の素材・強度・形状、求める保管品質などにより、お預かりする商品に的した方法で保管していきます。
どんな形態で保管しているのかをご紹介してみたいと思います。
以下、弊社での代表的な保管方法をご紹介します。
①ラック保管
決まった列数・段数・連数に組み上げ済のラックに商品カテゴリー別に保管ができます。同時に在庫スペース、ピッキングスペースもとる事が出来て、 入庫作業や出庫作業にムリ・ムラ・ムダ・あらゆるミスや破損や汚損が出にくく、効率よく保管ができます。効率が良いという事は倉庫費用にも反映されます。整然と並べられた商品群は見栄えも良く、荷主様がお客様を連れて見学に来られる時もあり、まるで荷主様のショールームのような倉庫になります。
②ネステナ保管
ネステナと呼ばれる単体のラックで保管します。これは単体のラックを積み上げたり並べていく事が可能なラックです。倉庫といっても天井までの高さや長さ、床面荷重など様々な倉庫があります。倉庫の仕様に合わせて柔軟に組み上げていく事が可能です。ラック保管と同じメリットがあります。
③サポーターによる保管
比較的、中小規模で天井高が低い倉庫で良く使用されます。用途はネステナと同じく自由に組あげたり並べたりできます。骨組みもバラバラに崩せるので、使用していない時は省スペースで保管することができます。
④段積み
1段目の商品に直接積み上げていく保管方法です。商品自体に耐荷重がある場合や、商品カテゴリー自体が少なく、同じ商品を積み上げていく時が多いです。
⑤ベタ積み
ラックの仕様にそぐわない商品サイズやパレットサイズ、商品形状により段積みできない場合が多いです。保管スペースを効率よく有効に使用できにくいというデメリットがあります。
実際には、保管前の打合せにより商品特性や入庫出庫の頻度、保管在庫数、流通加工状況、出庫の単位や方法、そして立地条件に見合う倉庫の仕様によって総合的に判断して決めていきます。
この保管方法によっては、保管時の費用や商品の品質はもちろん、預入れする時や出荷して欲しい時のピッキングや出し入れの作業時間・作業品質にも大きな差が出ます。
「保管」は物流品質に大きく関わる部分の一つです。
お客様の物流を担っているのは倉庫の現場スタッフです。
お客様を主眼にした5Sカイゼンのプロ集団が、お客様の物流品質向上に貢献させていただきます。
貴社の現在の物流に「・・・う~ん」とお思いの方は、一度ご相談ください。
担当:柳原(やなぎはら)
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