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柳原です。
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自分で理解できない事や受け入れらない境遇や環境、自分に押し寄せてきた責任を自分以外に求め転換する「自己愛型人間」が若者に急増中だそうです。
「こんな親から生まれなければ・・・」
「今の会社で楽しくないのは、学校や先生がきちんと教えてくれなかったからだ・・・」
「想像していた環境と違う、教えてくれれば就職しなかったのに・・・」
こう考えてしまう若者の多くは「自分は悪くない」という強い自己愛と、「相手が悪い」という他責感をなかば信念のように抱いているようです。
こうなてしまった背景には、実は私達大人の子供への接し方も影響があるようです。
「勉強ができればわがままが聞いてあげる」
「ちょっとした事ですぐにプレゼントやお小遣いをあげる」
「ねだられれば、行きたいところに連れて行ってあげる」
「学校で先生に怒られても、最後には親が先生から自分を守ってくれる」
彼らにしてみれば、こういう与えられる事が当たり前の環境の中を育って来ていたわけです。
これでは当然、そもそも与えられる事に感謝の気持ちすら持てなくなります。
他人には自分と違う人生がある事、自分はたくさんの人の支援のもとに生きているということも実感できないでしょう。
我慢する事の大事さや努力して手に入れる体験も持てません。
勉強でも日々の生活の中でも、「成功することが良い事」で「失敗は悪い事」と結果の良し悪しだけを教えられてきているようです。
ところが、一歩社会へ出れば、自分の限界や努力ではどうにもならない理不尽さに必ず直面します。
自己愛が強い人ほど、どうにもならなかった自分を直視できず、いままで言われた通りの事を守っていれば成功すると煽ってきた親や周囲への恨みが強くなります。
このように考えてしまう多くの人は、「他人をありのままに認めて共感する」といった習慣が無く人の話を聞く形はできても傾聴はできないといいます。
他人の話を傾聴する事で、「人には自分と違った様々な価値観があり」、「自分とは違う様々な境遇」もあり、「人それぞれ、真剣に考えて人生を送っている」こ事が分かります。
傾聴しそれらを知る事で、あらためて「自分の自己中心的な思考」や「行動を振り返る」きっかけになるのです。
若者ばかりでなく、大人である私たちにも振り返れば、つい、そう考えてしまう時はあります。
若者を「責めるばかりでなく」、若者の「声を真剣に傾聴」し「自分とは違う様々な境遇ありのままを認め共感」し、「それでも若者なりに真剣に考えて人生を送っている」という事を知るべきかもしれません。
その態度や行動が、若者を教え導く私達大人の責務の一つかもしれませんね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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