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柳原です。
いつもブログをご覧頂き有難うございます。
ロジスティクスとはもともと軍事用語です。
よって過去から現代までの歴史書物や戦史から学ぶべきことも多くあります。
企業も国家も存続や拡大、維持していくための目的や目標設定に多くの時間と労力を費やします。
戦闘は表向きに目立つだけです。
これら国家や企業の根底部分(シクミ作り)を疎かにしていたり、パワーのみでねじ伏せるだけでは存在そのものが危ぶまれる事も歴史書から学べます。
やはり、なにか事を為すことにおいて目的と目標を設定することはとても重要だと思います。
戦略なき戦術はあり得ない事です。
戦術なき戦闘もありえません。
目的と目標を辞書で調べてみると以下のような内容です。
【目的】とは「実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて」。
用法として「長期にわたる目あてであり、内容に重点を置いて使う」とのこと。
【目標】とは「そこ(目的)に行き着くように、またそこ(目的)から外れないように目印とするもの」。
「(目的に向かって)行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準」
用法として「目ざす地点・数値・数量などに重点」があり、
「目標は前方3,000メートルの丘の上」
「今週の売り上げ目標は○○円」のように
より具体的な地点・数値・数量を表す」とのこと。
どちらにも言える事は、これらの周知連絡、理解の促し、相談報告を必要な時に必要な事を必要なだけ必要な部署(個人)に行う事です。
戦略(目的)はあっても、理解されず、周知もされなれなければ戦術(目標)は立てられません。
戦術を立てても、具体的な策や地点・数値・数量を理解されず周知されなければ、戦闘部隊は行動を起こせません。
ただし・・・
更にもっと重要なのは、情報です。
情報収集力とその精度、分析力のあり方によって、目的(戦略)は大きく変わってしまいます。
目的がアンマッチなものであれば、目標(戦術)は目的達成には全く不向きなものになり、戦闘部隊は効率的かつ効果的に行動を起すことができません。
非効率かつ非効果な行動は士気の低下を招きます。
士気の低下は真面目な部隊ほど全滅を招きやすく、ドライな部隊なほど離散を招きます。
減った分を補充された部隊ほど、戦略戦術は理解されにくく更に効率的かつ効果的な戦闘はできません。
現代戦では過去に為し得なかった部隊間でのリアルタイムな情報共有をもとに戦闘を行っていきます。
情報収集、情報精度、情報分析、戦略、戦術、戦闘・・・そして情報共有。
企業経営そのものもそうですが、部署、個人においてもとても必要な事項だと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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