お早うございます。
柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
埼玉県は行田市にある行田物流センター 5Sチーム、同じく鴻巣市にある本社倉庫 を拠点とする5Sカイゼンチーム、本社 の5Sチーム、それぞれが日々、5S活動とカイゼン活動に励んでいます。
大小問わず、お客様の商品を取り扱うあらゆる業務に5Sという視点とカイゼンという意識を持って、活動しています。
さて、5Sでもカイゼンでも、自分視点で何事も見てしまいがちですが、果たしてそれで良いのでしょうか。
どんな作業の3Sでもそうですが、もちろん自分を含めた「この作業をする人が、探さず、移動せず、簡単に事をこなせる置き方や数があれば良い」のですが、できるだけもう少し、別視点も入れるようにするとカイゼンの輪が広がるキッカケになります。
それは「後工程のための5Sとカイゼン」という視点です。
今の作業がたとえ楽で簡単にできるようになったとしても、この後の工程がかえってやりづらくなったりしたら、結局、全工程の効率化は図れません。
結果、トータルでの時間が掛かったり労力が増えたりしてしまいます。
身近なところではこんな事があります。
例えば事務所の清掃を担当別で行っていたとすると、机の上を整理整頓していないと、後工程である清掃担当者は非常に大変になります。
清掃にムラも出ます。
ゴミ箱にキチンとごみを捨てたつもりでも、後工程である業務終了時のごみ集めの際に、鼻をかんだティッシュをそのままポイでは、あまりに汚くゴミ集め担当者は困惑します。
明日使うからと書類をそのままにしておいては、清掃担当者は清掃の邪魔にしか思えません。
要するに、自分の行っている作業や身の回りの事も、実は自分ひとりで完結しているわけではないのです。
もっと身近なところでいうど、例えば食べっぱなしにしない、使いっぱなしにしないなどです。
食べるという作業の後は、食器の清掃作業と定置作業があります。
食べたら後工程を考え、キッチンまで食器を持っていきましょう。
使ったら元の位置へちゃんと戻しておきましょう。
結局は5Sもカイゼンも「自分以外の人のために」という想いや発想から進化するのかも知れません。
あ、あともう一つ。
5Sの最後、躾。
躾の域に達するには、この意識がなければ絶対難しいでしょうね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
【埼玉県に倉庫が6か所、危険品倉庫・物流センター・低温倉庫の一覧】
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