「現場力と見える化」について。 10年前からヒヤリとハットを顧みるⅡ
岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。
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下記は2007年に掲載したブログ。
約10年前に気付いた事を綴りましたが、
果たして今、それを活かしているのか?
はたまたブラッシュアップ等へと繋げているのか?
過去を振り返ってみると、今をヒヤリとし、あらためてハット気付く事もありますねΛΛ
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前回の続きです。
遠藤氏が最後に言った言葉。
「見える化の最大の目的は、社内コミュニケーションの活性化である」
の意味を、今週からお伝えしていきたいと思います。
まず、題名にもあるように「現場力」と何なのかから考えていきましょう。
氏はどんな企業にも現場があるといいます。
決して製造業や工場が現場とは限らないとおっしゃっていました。
また、そういう概念を持つべきではないという事のようでもあります。
営業部や企画部、システム部、経理部、総務部、それぞれにも「現場」が存在すると言います。
企業が競争力を付け、社会の中で活躍し、社会に必要とされる企業力をつける為にはこれら現場が本来の力を発揮せねばなりません。
膨大な中期計画書や頻繁に行われる会議室の中に競争力があるわけでなく、あくまで会社の成果を創造する、それぞれの現場に競争力が埋め込まれているのだといいます。
ですから、これら各部の現場の力を最大限に引き出す為に「見える化」が必要なのだとおっしゃっていました。
強い現場力を持つ会社はどこかといえば、トヨタの現場というイメージが少なからず皆さんの中にもあると思います。
しかし、強い現場は決してトヨタだけの専売特許ではないようです。
次週はトヨタをはじめ、数社の強い現場の証しを具体例を挙げてご紹介していきます。
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