カイゼン提案カードに込められた想い
昨日は行田物流センターで5S全体会議をおこないました。
前回、実施したカイゼン提案のまとめと今後の方針が主議題です。
カイゼン提案の施策は、センターで働く全スタッフを対象に行い68%の提案率でした。
提案カードを見ると、提案をしたスタッフの殆どが、真剣に考えて提案した事が良く分かります。
なおかつ、相手(5Sチーム)に対して、自分の考案した策をなんとか「分かってもらおう」、「採用してもらおう」という思いから書式にも工夫を凝らしたものが多く、それだけでも評価の対象になりそうな感じです。
そこで、ちょっとご紹介してみようと思います。
ちなみに、提案した方々は、社員はもちろん、パートさんやアルバイトさんも参加しています。
こちらは、図を描いて分かりやすくしています。
図を描くという行為は、真剣に考えた証といえるでしょう。
こちらは、例を挙げて記入しています(ちょっと見難いかもしれませんが・・・)。
具体例を挙げることで、自分の言いたいことを、相手に更に分かりやすくする工夫をしています。
分かりやすく工夫してくれた事に「ありがとうございます!!」です。
こちらは、目的や理由、方法などを番号をふって記入しています。
更に重要な箇所には赤線まで引いてあります。
書式自体を整理(要点だけを記入)、整頓(番号を振る)、重要な箇所には表示(赤線)するというところが、まさに秀逸ではないでしょうか。
5Sが少しずつ浸透している証拠かもしれませんね。
提案カードに5Sの知恵を取り入れた事に「すばらしい!!」です。
こちらは、カイゼン提案前の問題点と、提案導入後の効果を図で説明しています。
選考する側も、きっと、カイゼン提案の意図がよく理解できた事と思います。
導入後の効果を目で見て分かるように工夫してあるところが「なるほどー!!」です。
これら提案カードを提出された方々は、恐らく初めての方が多いと思われます。
ご紹介したカードの記載者も社員、パートさん、アルバイトさんです。
記入の仕方や相手に響く書き方など、当然、一切勉強なんてしていません。
なのに、これだけの工夫を凝らしたカードが提出されるというのは、皆さんがこの提案制度に期待をこめている表れだと思うのです。
これからが、またまた楽しみになってきました。