見える化が「やる気」を促します
行田物流センターでは、以下のボードが張り出されています。
上段が、各自のスキルが一目で分かる星取り表。
中段が、本日の出欠者が一目で分かる出欠表。
行田物流センターでは、それぞれで違う業務を複数おこなっています。
すると、Aという業務はできるけど、Bという業務には一回も携わった事が無いというスタッフもいます。
逆にB業務からA業務に転属となったスタッフはABとも業務を行う事ができます。
そこで、それぞれができる項目に星をつけることで、誰が、どんな業務を、どのくらいのレベルでこなす事ができるかが、一目で分かるようになっています。
これを表記する事で、突然の欠勤や突然の大量作業の発生時でも、瞬時に誰をどの部署に応援につけるられるかが判断できます。
また、できる項目に星をつける事で、意欲的なスタッフ等は、空いた時間などを利用して他作業を習得するようになりオールマイティ=頼られるスタッフへの成長を促す事も出来ます。
こちらも、ドライーバーさんが必ず訪れる入出庫口にある配車表です。
5Sチームメンバーでもある朝見さんが作成しています。
これを張り出す事で、わざわざ「事務所にまで訪れて聞く」や「確認のために業務を止めて電話をする」といった労力の省力化に繋げていくそうです。
色々なアイデアを自由に発言し実行できる、そして、例え不評だったとしても、それはカイゼンへの促しの声と超前向きに捉えるセンターの風土が、これら施策を実現できる種なのでしょう。
また、あらゆるカイゼン活動の検証と効果は、その都度、数値としてデータ化しているので、「効果の見える化」にも繋がっています。
今度は、どんな施策ができあがるのか・・・
ますます楽しみです。