本社倉庫(現 鴻巣物流センター ※一般常温・危険物・通年定温倉庫)の5Sカイゼン
先日、本社倉庫の5Sカイゼンミーティングに参加しました。
こちらでは本社倉庫単体での活動ではなく、第一倉庫
、第三倉庫
、第五倉庫
も加わったグループで活動しています。
よって、進行も各倉庫での5Sカイゼンの現状把握やカイゼン報告、問題提起から始まります。
それぞれ、保管している商品も異なりますし、倉庫の立地や設備、大きさ、スタッフ数も違います。
なので、問題と感じる部分もそれぞれ異なります。
すごいのはココから。
各倉庫からの代表者が、まるで自分の倉庫の時のようにカイゼン方法の検討や経験からくるアドバイス、予想される効果、を話し合います。
フォークリフト作業時のヘルメット着用問題でも、ある倉庫ではツメをあげての作業があり、その際に顔を上に向けるとツメの先がヘルメットの影になり見えなくなるため作業に支障が出る、という問題を提起しました。
すると皆で様々な意見(本当に様々な意見・アイデアでした)が出揃いましたが、誰一人として、「そのときだけヘルメットを脱いで作業してもしょうがない」という意見は出ませんでした。
作業スタッフの安全には代えられないという想いから、何が何でもヘルメット着用をしながら解決する手段を検討しました。
当たり前といえば当たり前かも知れませんが、現実問題として、そういう時だけ特例としてヘルメットットを脱いで作業する、というのは良く聞く話しです。
しかし、作業スタッフの安全だけは効率よりも優先する姿勢を貫いて話し合う光景は大変、すばらしいと思います。
こちらは議事録担当の方。
毎回、議事録を取り、掲示していることもすばらしい施策だと思います。
しかし、議事録を取る方は実は非常に大きい労力を必要とします。
経験された方は分かると思いますが、一人の一人の発言からその想いを感じ取り、進捗、案、結果を聞き漏らすことなくメモしまくります。
今日はA4用紙に3枚もとっていました。
5Sカイゼンメンバー以外の方にも知ってもらいたいという一途な想いからだと思います。
なぜなら、議事録にも、皆が興味を引くように色や吹き出しを入れるなど、とても工夫されています。
まだまだ始まったばかりの施策ですが、各自のそういう熱い想いが継続力の源であり、各自が自由に発言できる場を設けている事が議題の深堀りにつながるのだと思います。
一つ一つのカイゼン報告書にキチッと目を通し、良い点や見習う点、更なるカイゼン点の発見を互いに気付かせあう本社倉庫での5Sカイゼン活動、次回も楽しみになります。
【シェアーとコミュニケーションの本当の意味】
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