自律し自立している高い現場力が垣間見えるTTPの会
岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。
経団連が就活ルールを廃止すると巷ではニュースになっていますが。。。
篠崎運送倉庫では、3カ月毎に倉庫主催で行われる「TTPの会」が開催されました。
TTPの会とは、「とにかく 徹底的に パクる」という意味。
篠崎運送倉庫の社員はもちろん、管理職、役員、グループ会社、運送・配送ドライバーなど全員に向けて開催されています。
1時間~1時間30分程度で終了するよう工夫されているので、仕事の合間に参加できるよう配慮もなされています。
集客やプレゼン方法、みんなの声集め、聴講した社員からの本音の声をどう次回へ活かすかなどは、全 て主催した倉庫が考えます。
よって開催方法や内容は各倉庫毎に様々。
メモする社員、深く聞きいる社員、納得いくまで質問する社員、紹介されて いないトコにまで気付く社員、中には行って来いと言われたから参加したという社員、メモもとならない社員、聞いてもいない社員など、参加者も様々。
紹介する内容は、各倉庫において日常的に行われている5S活動、改善活動の実績紹介。
この会の最大のウリは「仲間が仲間に対し」、「現場の本音を反映した工夫や改善」であるという事。
よって、お客様や上司からの指示や要望に対し、「めんどくさいな~」、「マジでやるの??」みたいな事がキッカケだったりもします。
でも、 TTPの会では、紹介した5S活動や改善活動に正誤は付けません。
あくまで効果測定の結果とその効果の紹介となります。
何が正しくて何が間違いなどは、実はありません。
自分が何をどうしたいのか、自分だけでは気付かない、気付けないからこそ、仲 間から気づき、教え、教えられ、同じ仲間ですから仲間同士、遠慮なくパクって「共に成長する機会」 という会ですから。
管理職が新入社員から学び、
先輩が新人から気づかされ、
新人はベテランの思慮深さに気付き、
新入社員は管理職からの期待に気付ける、
なんとも素晴らしい会なのです。
これが3カ月ごとに各倉庫で行われているのですから、社員みんなが素晴らしいの一言に尽きます。
考える現場、
実施できる現場、
検証する現場、
結果を活かす現場、
まさに現場がショールーム!
そして自律し自立している高い現場力が垣間見えるTTPの会でしたΛΛ