「10000時間の法則」

柳原です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

総務部の若手女子が、これから就職を控えている高校生向けに、倉庫で働くためのコツを毎月掲載発行して紹介している「月間NEXT」。

今月の管理者からの一言欄に以下のような記事が掲載されていました。

『高校生の皆さんこんにちは。
唐突ではありますが、「10000時間の法則」をご存知ですか?

これは、マルコム・グラドウェル氏が提唱した法則で「あるスキルに熟達するには、1万時間の練習が必要である」と説いたものです。
週休2日の会社で1日8時間努力して5年弱掛かります。
一所懸命頑張っても、これだけの日数が掛かります。

手を抜けばもっと時間が掛かってしまいます。

入社して半年・1年では一人前には、なかなかなれません。

しかし、逆を返せばどんな人でも頑張れば、5年も経つとある程度の技術が身に付くのです。

就職先を決める時には、
「自分が何をやりたいか?」
「その会社は長く勤められそうか?」
この2点を加味して就職活動をしてみて下さい。
今年はアベノミクス効果で、求人倍率も大分上がっているみたいなので、尚更自分に優位な就職先を見つけて下さい。
乱筆乱文になってしまいましたが、皆さんが望んでいる会社に就職できることを祈願して結びとさせて頂きます。
最後までご拝読頂きありがとうございました。』

「10000時間の法則」とは私も初めて聞きました。
「仕事に慣れる」「仕事ができるように頑張る」など、私たち社会人の先輩も良く使う言葉ですが、こ言葉は全て感覚値。

確かに感覚の値は全て人ぞれぞれ。

それぞれの人が感覚として表す値は、人ぞれぞれのモチベーションや事にあたっている時間、得意不得意の能力によって、異なってくるはず。

それを分析し一つの指標として割り出したのが「10000時間の法則」なのでしょうか。

まずはその仕事に従事する機会を得て、継続できる環境を得たのであれば、一つの結果を望むのは「10000時間」後、という事でしょうか。

この「10000時間」内には、きっとその間に付随して、目的を達成する間に良い副産物も得られていくのでしょうね。

さて、恒例の『【新入社員に聞いた!~意外と知らない会社の事etc~】と彼女が書いている【編集後記】も秀逸です。

『【新入社員に聞いた!~意外と知らない会社の事etc~】

弊社にも5名の新入社員が入社しました。
新入社員ラストの今回は、青森県立G高校出身のNさんです。

高校生の皆さんからすればより身近な存在の先輩達の声ですので、進路選択等のお役に立てればと思います。

質問①上京する時にこれを持って行けば良かった!又は持って行くと良いよ!という物ベスト3を教えて下さい。
返答→PC、初給料日まで暮らしていけるお金、CD。あとよく飲む薬がある人はお薬手帳に書いてあれば、初めての病院でもスムーズに対応してくれます。

質問②青森県と埼玉県のギャップを感じた事を教えて下さい。
返答→交通量が多くて夜でもたくさんの車が走っている事に驚きました。あと、魚が高いです。焼きそばバコーンが売っていません。

質問③就職活動の時に気をつけていた点(重要視していた点)を教えて下さい。
返答→現場を自分の目で見て、そこで働く自分を想像できるか、と、雰囲気。
質問④最後に、社会人としての意気込みを一言お願いします!!
返答→早く仕事に慣れる様に頑張ります!

【編集後記】

5、6月にかけて青森県の進路担当の先生方が来社されました。
新入社員1人1人に対して激励して頂き、ありがとうございます。
さて、3年生の皆さんは就職するか進学するかを選択する大切な時期かと思います。
今では立派な私たちの仲間であるN君が言うように、そこで働く自分を想像出来れば自分が今後どのように活動したら良いのかが自然と分かってきます。
少しずつ気持ちを自分の将来の事へとシフトしていきましょう。  (M)

N君は私が採用のお手伝いをしていたときに採用となった社員です。
彼の制服姿の時から、今、光る汗をかきながら一生懸命働いている姿まで見てきています。
たった一人で全く違う環境で知らない人の中で黙々と地道に働く姿、若い彼から学ばせて頂いた事は非常に多いです。

大先輩からは「10000時間の法則」という新たな気づきを、若い彼らからは「働く事そのもの」を気づかせてくれる今月号のNEXTでした。

Mっちゃん、これからも新しい「気づきの機会」をお願いしますね。

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