「気づき力」と「発想力」と「実行力」が「現場力」
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先日、「がっちりマンデー!!」http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/index-j.html で「JINS」http://www.jins-jp.com/ を紹介していました。
目玉はもちろんJINS PC。
この製品作成に足るまでの軌跡を面白おかしくつなげていました。
さて、この商品から私達が得られる事は。。。
「眼鏡を掛けない客層にも眼鏡の需要を生み出した」→「眼鏡を掛けないひとに眼鏡を売るにはどうしたら良いかを克服した」に尽きるのではないかと思います。
これは、普通、なかなかできる事ではないと思います。
なぜなら、私達倉庫業が「倉庫を必要としていない方に倉庫を利用してもらう」事ができるか。という事と同義だからだと思うのです。
「そんなの、できるわけが無い。なぜなら~」が誰でも真っ先に思い浮かび、誰もが同意できる説得力のある理由になるからです。
当たり前の図式ですね。
これも当たり前のことですが「必要でない人に必要と感じてもらう」は普通、ムリな事です。
お客にしても「必要でないものを買う」行為はまずあり得ません。
また「眼鏡を掛けない人にも眼鏡を買ってもらう需要の一つ」としてサングラスや偏光メガネがあります。
これはお客が既に必要であって、業界も必要と感じているから既に需要側と供給側との関係は出来上がっています。
これも互いに当たり前と感じる図式です。
要するに当たり前の図式に当たり前の図式で参入すると言う事は、当たり前のような結果しか得られないわけで、この中でいかに伸ばしていくかは非常に難しくなります。
また、当たり前の図式の中で、非当たり前方式で行く事は、お客にとっても非当たり前のことであり理解を得にくい結果になります。
奇抜なアイデアや珍しい物は話題にはなっても、数値としてはそれほど珍しい結果には結びつかず、永続きもしにくい結果になります。
目に見える物が非当たり前の事であって、図式自体は当り前のことを世襲しているわけですから、お客もそういう視点と感性で対応するということだと思います。
ところがこの当たり前とはホントは当り前ではなくて、何かのキッカケですぐに流動的に大きく変わってしまいます。
どこにそういう変わってしまう種が潜んでいるのかに「気づく力」が必要だと言う事でしょうか。
また「その気づき」に、どのように水をやり日を当てれば「目が伸びるのか(需要創造)」は「発想力」が必要なのではと思います。
「需要の芽」が出た後は、素早く根っこの土台(社内体制・バックアップ)を作り、茎を伸ばし葉を付けるか(発信力・製造力・供給力)は、正確かつ強い志とスピードのある「実行力」が必要なのだと思います。
「非当たり前に気づき」、「非当たり前を当たり前化できる発想」と「当たり前化した新しい需要に素早く行動を起こせる実行力」、「これこそがまさに現場力」なのだと感じました。
需要創造したあとの最後の実行力は、TOPからアルバイトに至るまでが一体化して一つの現場力と化していないと、特になかなか難しいでしょうね。
「できないよ、ムリだよ」はこのように「非当たり前」は、「気づき力」と「発想力」と「実行力」で「当り前化」できるという事を世の多くの会社が証明してくれています。
「土用のうなぎの日」なんかはまさに!ですね(笑)。
是非、気づき、発想し、実行できるよう、普段の当たり前の業務の中で鍛えていかなきゃなぁと感じた日でした。
今日もお読み頂きありがとうございました。
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