「倉庫業務」から「仕事」へのきっかけ
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弊社では全社員が毎朝朝礼を行います。
会社としての周知連絡、各部署からの周知連絡、個人的な行動連絡、来客情報、そして経営理念を分かち合うためのエピソードなど。
しかし、業務上どうしても朝礼参加したくてもできない部署などもあります。
そこで、そういった部署から声が上がったのが、「参加できなくても朝礼の内容がわかる仕組みをつくりたい」という声。
仕組みはそのものは簡単明快。
参加者が各周知連絡内容をメモし、参加できない人向けに回覧する事。
今回は在籍4年目の若い社員が記録していました。
仕組みは明快かつ簡単ですが、報連相を軽んじていたらきっとできない事です。
なぜなら、メモの目的は「メモを取り、続ける事」ではないからです。
いかに「相手に分かりやすく伝えるか、伝わったか」だからです。
よってメモの文字、書き方、表現方法、掲示や回覧の仕方・・・
工夫の余地がたくさんあります。
若い彼のメモを見ましたが、自分なりに良く工夫して綴っていました。
彼の心遣いを、このメモを見た先輩社員もきっと気付いて声を掛けてくれる事でしょう。
彼にとって、先輩からの声が、自分の努力の成果そのものだからです。
業務から仕事へと変換する第一歩は、報連相から。
考え方や経験、役職の違う個人同士が協力しあい、異なる部署同士で協力しあい、社員全員で連携し歩調を互いに合わせ、進むべき方向性や与えられた数値目標に進むべく互いに工夫を行う事が仕事だからです。
彼のメモは、彼の今の業務から仕事へと変換するきっかけづくりにきっとなると思います。
ガンバレよ!