社員に愛される会社トップ10

柳原です。

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さて・・・

「社員から愛される会社トップ10」 を読みました。

 

どちらの企業も特徴として、○○が自由に使える、や○%で利用できる、○○の施設が併設されている、○○が無料・・・など社員にとってお得感満載の手厚い福利厚生?が目だっています。

そこで一考。

自由に使えるから社員は会社を愛してるのか。

無料だから会社が好きなのか。

きっと違うはず。

これらビックリする施策類は、経営者や経営幹部そのものが「社員が働きやすい環境」を作り上げていった結果、ここまでに至っただけだと思います。

ビックリ施策を見て「すごい、うちでは到底できないよ・・・」なんて言っててもただの週刊誌を見て感想を述べるだけのようで何も始まりません。

本当に気づくべき事は、なぜこういう環境までに作り上げていったのかの過程に焦点を当てて検証するほうが、今後の私達の活動に活かせると思います。

きっとこれらの会社は、一握りの少数による精鋭社員だけでは、会社そのものをどうにかできるものでもない事を経験等で得ていたのだと思います。

それはご自身そのものが何か大きな失敗をして得た事であったり、積極的に人の経験から得ようと貪欲に人の話を素直に聞きまくった結果、多数の精鋭社員のお陰が一番会社の為になると感じたからなのではないかと思うのです。

精鋭社員とき聞くと、ホント特別な人に思いがちですが、それは違うと思います。

人が自身の持つ能力を最大限に発揮できるのは楽しいと思って事にあたれる時。

だから仕事そのものが楽しいと思える仕事術の伝授、または仕事が楽しいと思える環境作りが必要になるのだと思います。

少数の精鋭が集まってする仕事よりも、普通の人が助け合いながら能力を発揮できる環境のほうが必ず大きな力になります。

また、人は少しだけ難しい事を継続して行っていくと独自学習により能力値が拡大します。

お互いに助け合いながら発揮できる仕事を続けられる環境、それはすなわち離職率の低い環境の事。

この環境がすなわち、普通の私達をどんどん精鋭化できるかんきょうであり、いづれは多数精鋭になるのだと思います。

目先の事にとらわれて、少数の精鋭に任せ多数をないがしろにしていく事ほど結果的に非効率な仕事になります。

楽しい環境を作り上げ、普通の人が助け会える環境のほうが、結果的に効率のよい仕事に繋がるはずです。

その行きついた先が、ビックリする施策であり手厚い福利厚生だったりし、結果的に社員から愛される会社になったのでしょう。

要は、紹介されたような施策そのものや、手厚い福利厚生が社員に愛されたのではなく、愛される為に相手をトコトン愛する姿勢から生まれた気持ちに応えてくれただけなのだと思いました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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