柳原です。
いつも埼玉の倉庫・物流ブログ をご覧頂き有難うございます。
埼玉県の行田市にある弊社の倉庫 、行田物流センター ではお米の保管、精米や包装、配送も行っています。
このお米の作業を見ていると、物流という業種がどれだけ崇高で生活に必要な業務なのかが良く分かります。
私が小さかった頃、親に
「ご飯粒まで綺麗に食べなさい。農家の方が長い月日を掛けて一生懸命作ったお米なんだから」
と良く注意されました。
お米という身の回りにあって当たり前な食品。
どこに行っても目にする食品。
不作だ高騰だいっても、無い事は無い食品。
主食だけに、ともすればその存在を意識する事もないくらい当たり前な食品です。
親に言われただっけあって、粗末にはしないという意識はあったものの、農家が作れば食べられると短絡的に考えていました。
でも実は、農家が一生懸命作っても、私達の食卓に上がるまでの過程が無ければ一生手に入らないのです。
過程の中でとても重要なのが物流です。
農家が一生懸命作ったお米は、トラックなどで物流センターに集約され、等級や品種によって分けられ管理されます。
精米やブレンドなどもこの過程で行われ、私達が一般的に目にする形、色柄綺麗にkg単位で包装されます。
そしてまたトラックで店舗などに運ばれ店頭に並べられます。
そして初めて私達消費者が買う事ができるのです。
トラックで運ぶ・・・
たったこの一文に、ものすごく私達消費者のために労力を惜しんでくだっさっている方がいます。
トラックで運ぶ為には、トラックに積み込まなければなりません。
運んだお米はトラックから降ろさなければなりません。
積み降ろしの多くはドライバーさんが行います。
30kgの米袋を400袋、真夏の炎天下や真冬の極寒に、1袋1袋積降ろすのです。
降ろす時はパレットに綺麗に並べていかないと保管ができません。
ただ積んで、ただ降ろすだけではないのです。
上の画像、ドライバーさんが来ている服、グレーのシャツではありません。
汗で白いシャツがグレーに見えるのです。
農家の方が一生懸命作ってくれたお米はこうした過程を経て店頭に並べられます。
他にも様々な過程を経ています。
多くのみんなが見えない所で頑張ってくれているからこそ、私達の生活が当たり前のように得られるのです。
トラックドライバー、倉庫で働く方、またそれら最前線を後方支援している事務担当者・・・
私達の業種である物流や流通は、意識しなくても考えなくても当たり前に生活をできる環境を作り出している最前線なのです。
もちろんお米だけでは有りません。
着ている服から鉛筆、食器からパソコン・・・
およそ自分の身体以外は全て製造業、物流業や流通業を経て得ることができるものばかり。
とても崇高な業種だと思います。
最前線で働くみなさん、いつもいつも、ありがとうございます。
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