社員の家族の顔
柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
今日は危険品の倉庫保管から始まり、その後、物流全面移管予定のお客様と恵比寿で打ち合わせをいたしました。
その後は新宿で韓国向け輸出案件の打ち合わせでした。
輸出案件では、社長様から身内の話から案件のお話しまで幅広い打ち合わせとなりました。
特に社長業の話題については、とても深い深いお話を伺うことができました。
私のような、一介のサラリーマンと違うのは、会社の根幹を揺るがすも支えるも社長の判断一つというお話し。
常に緊張を強いられる社長業、何かを判断する際に真っ先に思い浮かべるのは、社員の家族の顔だそうです。
次に社員の顔、その次は自分の家族の顔だそうです。
YesかNoかの最後の最後に判断に迷うとき、思い浮かべた社員の家族の顔が笑顔なのか、苦しむ顔なのかが大きな判断材料になるそうです。
今まで笑顔だった時に判断したことで苦しんだ事はあれど、結果的に失敗だったことはないそうです。
社長は「こんな事で大事な会社の判断をするなんて笑っちゃうでしょう」なんておっしゃっていましたが、器の大きさに深く感嘆しました。
そういう大事なとき(苦しい時)こそ、自分を支えてくれるのは社員であり、その社員を支えてくれるのは社員の家族の皆さんなんです。
だから、社員のご家族の顔がいつでも脳裏に思い出されるように家族参加できる社員旅行があったりするんですよ。
社員旅行は私にとってはそういう意味がある旅行なんです。との事。
同じような話を実は同業他社で聞いたことがあります。
九州にある物流会社Y社の社長のお話です。
Y社では毎朝、始業開始前に管理職による朝ミーティングを行っているそうです。
たしか6時30分くらいから始めていたように思います。
しかし社長は、管理職の皆さんが出社する前、一番に出社するそうです。
朝一番に社長がする仕事は、社員の使うトイレ掃除だそうです。
社員が気持ちよく仕事ができるよう、暗いイメージのあるトイレは社長が代わりにキレイにするとの事。
朝早く毎朝出社してトイレ掃除をして、社員の大半が退社する夜半まで残る社長。
そういう時間になると誰ともなく、社長に帰るよう促しの合唱になるそうです。
どちらの社長も私では考えられないくらい大変な社長業をこなしつつも、皆の前では誰よりもバイタリティな姿を披露しています。
今日は言葉が出ないくらい、感動したお話を伺うことができました。
また、一介のサラリーマンである私に、このようなお話をしていただいたことに深く深く感謝いたします。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
【 埼玉県内に倉庫が6か所、危険品倉庫・物流センター・低温倉庫の一覧 】 https://shinozaki.co.jp/wpnew/html/10_souko.htm
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