弊社のカイゼン提案制度
弊社では5Sカイゼン活動を各倉庫間で行っています。
それとは別に、全社的な施策として社内提案制度があり、全社員を対象に「どんなことでも良い」をテーマに提案を募集しています。
提案された案件は月2回にわけ回収され、社内に設置されている提案審査委員会で審議が成されます。
メンバーは各倉庫から選抜された8名。
回収された提案全てに目を通し、全ての提案について、この案はどこの倉庫が担当すべきか、すぐに実施要請するべきか、まずは検討をしてもらうか、などを審議します。
提案内容についてのダメ出しは一切なく、まずは共感することから始まります。
メンバーは提案の一つ一つに良い点や懸念される点などを意見交換します。
この意見交換はかなり熱く交わされます。
中には○○倉庫内のカイゼン提案だったりするものが、この審査会での結果、全社的な活動にしようという提案に変更されたりもします。
こちらは、一つ一つの提案について、各々でメモしている風景。
事務側から見た視点、倉庫現場から見た視点など、考えられるコストや効果も各自で洗い出して自分の意見とします。
ちなみに、提案を受けた倉庫は実施までの期間や検証結果の提出などもルール化されています。
そして、この制度には2つの賞があります。
「月間最優秀提案賞」と「月間最多提案賞」です。
また、年間でも賞が用意されています。
様々なカイゼン提案があがってくることで、あらたな視点やポイントに気付くことができる施策です。
「どんなことでも良い」というムリなく気付くことから始められるカイゼン提案制度。
気付く能力を開花できる制度でもあります。