コツコツ続けられる現場
弊社の5Sカイゼン活動で先進をいく行田物流センター。
行田物流センターの5Sカイゼン活動は小チームの集団で成り立っています。
その小チームのチームリーダーである朝見次長の机の上には、とても素晴らしい逸品が置かれています。
机の上に身近にある容器を利用して、朝見次長が「いつも使う」備品だけを収納しています。
秀逸なのは、いつも使うものだけを、開け閉めせずに手の届く範囲に、決められた場所に置いていること。
更に、備品名と本数を明記してあり、余計なものを購買しない工夫と、紛失時にはすぐに分かる工夫が施されています。
整理、定置、定量、見える化、の凝縮された机です。
さて、こちらは、ある日の5Sカイゼンミーティング。
最近、5Sカイゼン活動の数値化と継続に力を入れています。
継続した数値は、後の比較検証に必須です。
活動の検証結果とカイゼン提案を説明するにも、継続した数値による比較検証結果を目で見る報告にすることで短時間でメンバーに理解を促す事ができるし、カイゼン前と後を数値比較することで効果の見える化ができます。
当初に比べて、目を見張るほどの大きな活動(ラインを引く、看板を掲げるなど)は控えめになりつつある行田物流センター。
それは、5Sカイゼン活動が進化した証でもあるのです。
5Sカイゼン活動の真髄は「地道な活動をコツコツねちっこく続けることができる現場力の育成」に他ならないのですね。