たった1人のパートさんが、80人の心を動かしました!
行田物流センターで、熱い施策が始まろうとしています。
目的も内容もご覧の通りで、施設の周りのゴミを拾おうという運動です。
内容自体は特に目新しくも、難しくも無い施策ですが・・・
今回、始めるにあたり、センターの事務業務を行っていて、5Sチーム事務チームリーダーでもある吉澤さんがポスターを作りました。
黄色で目を引き、簡潔な名称と大きな文字ですぐに理解してもらい、いつ、何処で、誰が、何を、どのようにするのかをピンク地に黒文字の注意書きで啓蒙しています。
また、堅苦しくならないように、ちょっとした挿絵もあってとても秀逸なポスターに仕上がっています。
一見の価値有りです。
なお、休憩室やエレベーターなど数箇所に事前に張り出しており、当日は構内放送も行います。
この「ゴミゼロ運動」、行田物流センターに勤務する男性のパートさんの発案です。
このパートさんは、今まで陰ながら地道に行田物流センター外周(とても広大です)のゴミを拾い続けていてくれたのです。
タバコの吸殻や空き缶、紙切れなど、今までどれほどの量を黙々と拾ってくれた事でしょうか。
実は、センターに勤務するの多くの人が、このパートさんの行動を知ってはいたのですが、私も含め声を上げて一緒に参加したり手伝ったりという事が出来ませんでした。
恥ずかしさや照れくささなど理由は様々なれど、その一途な行為と綺麗になる結果は誰も疑う余地はありません。
そんなある日、センター3階のリーダーである須田主任が始めた提案箱制度が功を奏します。
提案箱の中に、行田物流センターに勤務する全員でこのパートさんを見習おうという提案が入っていたそうです。
早速、須田さんが5S会議で発案し、速攻で全員一致で施策化に賛成となりました。
それからの行動は、目を見張るほど迅速に具体的な行動計画が出来上がりました。
全員が、このパートさんの心に響いたからこそ、行動も早かったのでしょう。
第1月曜日、第3月曜日の12時50分から10分間は、参加できる人同士(皆それぞれ色んな都合もあるので、なるべくムリな参加はしない)で、一斉に運動します。
いちパートさんが始めたこの運動、ご近所の美化にも繋がるし、一つの施策を全員で行うという協働作業、まさに「みんなで分かちあう経営」を地で行く施策です。
第一回目の運動日は7月22日(火)になります。
私も是非、参加したいと思います。
このパートさんから、ゴミがあるなら拾うという素直で素敵な心を当日は見習って行きたいと思います。
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