5S、カイゼン、全ての社内活動の目的
柳原です。
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さて・・・
5S活動やカイゼン活動をはじめとする、社内で活動している行事はたくさんあります。
奇抜な施策から単なる清掃活動、朝礼や終礼、定例ミーティングなど・・・
これらは一体なにが目的で行うものなのでしょうか。
なぜ行わなければならないのでしょうか。
一義的な理由としては、社内の美化や来客者への接遇向上、業務の効率化やコストダウン、社内コミュニケーションや報連相の強化などが多いと思われます。
はたして理由はそれだけでしょうか。
掃除や美化、接遇、効率、コストダウン、コミュニケーションや報連相の強化も最も大事な部分ですが、これらが真の理由ではとても消極的な発想だと思います。
本当の本当の理由。
それは・・・
売り上げをあげる為だと思います。
机の上を整理する事も、毎朝トイレを率先して磨き上げる事も、接客マナーを向上させる事も、休憩時間の雑談もコミュニケーションや報連相も全て売上を上げる為の施策や活動と思っています。
なぜなら、全ての活動を全社員が一丸となり、一義的な目的を達成させるべく意識と知識を共有し、行動していけるならば、行きつくところは人間力の向上につながるからです。
すなわちそれは、資質の高い社員の育成に繋がり、それは各現場力の向上に直結します。
現場力の向上は、必然的に整理整頓された効率のよい作業ができ、無意識に常套的にカイゼンを積み重ねられる現場となり、時流の変化に遅れることなく鋭敏かつ変化する事に躊躇のない柔軟に対応していける現場となります。
こんなに素晴らしい会社や現場を荷主となるお客様がほっとくはずはありません。
それこそお客様に待っていただかなければならない行列のできる会社になりえるはずです。
現場と定義するところも、何も作業着を着てフォークリフトを操作しているところが現場のすべてでは有りません。
銀行や行政と折衝する経営現場もありますし、管理者がマネジメントコントロールする現場もあります。
営業現場、総務の現場、経理の現場、人事の現場、庶務の現場・・・
全ての業務に現場は有ります。
それら現場に携わる全ての社員の資質向上により各々の現場力が向上するのです。
全ての現場がなるべく均一に向上していくのが理想であり、現場力の向上によって売上が上がっていく事は手段の一つであり理想ではありません。
そういう意識の啓蒙促し社内に環境を作る事がマネジメントの根幹であり、し易く、行い易い環境に整えていくことがコントロールだと思うのです。
そう、どんな小さな社内活動であれ大きな活動であれ、それは全て売上に繋がる積極的な活動であり
だからこそ社内全員で活動し継続していかなければならないのだと思うのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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