弊社の時流
新年明けての始業式には、弊社独特の行事があります。
社員にはお年玉がいただけるのです(喜)
初めて頂いた時は、この年齢でお年玉をいただけるなんてビックリでしたし、なかなか他には無い楽しいサプライズで微笑ましくも感じました。
さて、話は変わりますが、年末に行った昨年最後の篠崎道場での常務の講話は「毛利元就」の逸話「3本の矢」を基にして協力する大事さと意味を語られたそうです。
ちなみに、私は講話時は退出が多く、直接聞く事ができませんでしたが、出席した多くの方から話を伺い、知ることができました。
3本の矢とはご存知の通り、
毛利元就が長男の毛利隆元、次男の吉川元春、三男の小早川隆景の仲の悪さに見かね、また、そのような後継者たる息子達をみて家の存続に憂いをなし、「協力」する大事さと意味を教えたという逸話です。
ある日、3人の息子を枕元に呼び集め、それぞれに1本の矢を折るように3人の息子達に言いました。
もちろん、3人とも1本の矢はすぐに折れましたが、それでは・・・と、3本に束ねた矢を息子達に渡し、折るよう言いましたが、3人とも3本の矢は折ることはできませんでした。
「それでは3人でチカラを合わせ3本の矢を折ってみよ」と言われ、3人で挑んでみると見事、矢が折れました。
このことから、「一人のチカラは弱くとも3人寄れば強くなる。だからこそ、3人の兄弟が協力しあって毛利家を支えるように」と教えた、という話。
実はWikipediaによると、他にもこんな逸話があるようです。
目標や理想、志を高く持つからこそ、その段階を着実に成し遂げていけるという事でしょう。
広げて解釈すれば、皆が同じ志を高く持たねば、皆で段階をキチンと踏めないとも取れると思います。
売上100億円(天下)を全員で目指すからこそ、30億や50億(安芸の主)が達成できるという事。
昨年末の常務の講話では「協力」がテーマ。
そして念頭の社長が示した弊社の今年の指針が「戮力」。
本来の戮力の熟語は戮力協心。
協心とは心を乱さず、調和を図ること。
弊社の経営理念が「みんなで分かち合う経営」。
これが弊社の時流であり、時流を自らつかみ歩んでいく事がこれから最も大事なの事なのだと感じています。
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