本来の気づき力
柳原です。
いつもお読み頂きありあがとうございます。
トイレにある花。
もちろん、勝手に咲いたわけではありません。
どこからか飛んできて、都合良く刺さったわけでもありません。
また、社内や部署内、倉庫現場に、「トイレに花を添えましょう」というルールもありません。
だれかが、その人の好意でみんなを和ましてくれているのです。
忙しい倉庫業務の合間をみてトイレに入った時、フッと一息ついて、「綺麗だな、よし、また頑張ろう」という想いにさせていただく。。。
そっと、心を和ませてくれるその気遣いや心遣い。
活けてくれた方に感謝ですね。
実は本社玄関や各倉庫にも、何気なくそっと活けてあります。
きっと誰かがそっとみんなを想い活けてくれているのです。
気づき力って、本来そういう事だと思います。
まずは倉庫内ルールに「沿っていない、外れている事」に気づき、事故防止や破損防止、知らずに非効率化していた現場カイゼンのキッカケが第一だとは思います。
しかし、「沿っていない、外れている」と気づく以前に、「常に何気なく廻りを見まわし、自分のできる事から率先してやってみるキッカケ」に気づく事が、本来の気づきであって、その蓄積が気づき力となるのだと感じます。
よって気づき力の根本根底には、「相手への気遣いや心遣い」を持ち合わせているかどうかがカギであって、そのような人財がいる倉庫現場はおのずと現場力に繋がるのでしょう。