スペシャリストよりプロフェッショナル
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浜松委託倉庫の杉山氏 がこんな言葉を発信していました。
「スペシャリストよりプロフェッショナルを。」
よく職人はいらない、職人ではダメだという言葉を聞きます。
しかし、「だから◯◯になるべきだ」という言葉はほとんど聞いた事がありませんでした。
氏はズバリ、プロフェッショナルになるべきだと断言されています。
お人柄を知っているだけに、誰かの言い回しではなく、氏の想いや信念、経験が込められている言葉だと言う事が良く分かります。
だから氏の言葉を安易に受けていては失礼にあたります。
氏の言うところのスペシャリスト、プロフェッショナルの意味をよく考えて受け止めないとなりません。
スペシャリスト。。。
その技術や知識に精通した職人的な立場の人の事。
任せた業務は誰よりも正確に早く緻密に生産の高い業務をこなす事でしょう。
倉庫業としては、荷役作業や検品作業、棚卸作業や流通加工作業など、様々な工程や業務のスペシャリストに相当すると思います。
しかし「職人は要らない」と言います。
という事は業務処理能力において、スペシャリストと呼称されるまでが必要が無いのか、というとそういう事ではありません。
業務を任された人はその業務の目的を良く聞き理解し、自己目標をたてて純粋に最高レベルまで磨き上げることあ必要です。
ではなぜ、スペシャリストではなくプロフェッショナルなのか。
プロフェッショナル。。。
技術や知識は誰よりも突出したスペシャルではなくても、その業務に係る事全てにも「意識」が向けられ、責任をもって率先して従事し善処する立場の事。
プロは技術だけでなく意識も磨かないとなれませんもんね。
その業務には社内外に係らず、大変、多くの人が関係しています。
後工程はもちろん、前工程もそうです。
いわゆる業務マネジメント、労務マネジメントもこなさなければならないのです。
マネジメントを駆使し係る全ての業務と連携し均衡を図ることが必要です。
そこで初めて費用対効果の発揮できる業務として確立され、仕事化されます。
社内サプライチェーンを効率良く行うためにはスペシャリストとプロフェッショナルの連携が必要だと言う事ですね。
私見ですが、
一般社員は業務現場のスペシャリストとなるべく自己啓発を、
主任係長クラスは更にスペシャリストとなるべく磨きを掛けつつ同時にマネジメントの練習を、
それ以上の役職者は、マネジメントを主流に磨き上げ築きあげた知識と経験を活かしたスペシャリストの技法で現場業務を補佐を・・・
そういう事なのではないかと感じました。
杉山さん、また新たな気づきをありがとうございました。
今日もお読み頂きありがとうございました。
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