埼玉県倉庫協会
いつも埼玉の倉庫・物流ブログ をご覧頂き有難うございます。
先日、埼玉県倉庫協会 の会員様が、埼玉県行田市にある弊社の倉庫 行田物流センター視察見学の為にご来社されました。
埼玉県の倉庫に携わる方、総勢37名!
同業の方に見られるという事は、その場しのぎな方策や整理整頓なんかすぐに見破られてしまいます。
・・・が!
そこは5S活動やカイゼン施策を地道に地道に、みんなで分かち合いながら愚直に継続してきた行田物流センター。
堂々とご見学いただけます!
ちなみに弊社も埼玉県倉庫協会会員ですので、今日は弊社専務も見学者であり引率者となっています。
皆さん、少しでも貴重な時間を無駄にしないよう、ひたすらメモと質問をおこなっていました。
倉庫の中の移動はエレベーターを使います。
このエレベータ内には本来、社外の方には見られは恥ずかしい掲示も有ったりします。
行田物流センター内の問題点を羅列し、問題意識の啓蒙、カイゼンの促しなどです。
でも、あえて誰もが見てしまうように掲示する事で、常に真摯に問題に向き合い、社員皆で意識してカイゼンにあたるようにしているのです。
隠すのではなく、カイゼンして無くす方策です。
コチラは休憩室。
コチラも同様、各階のミス率なども掲示してあります。
これも誰もが見えてしまします。
ただ、コチラはさすがにほぼ0状態。
今は0の連続更新に社員皆が工夫を凝らして取り組み挑戦中です。
仮にもしミスや誤の付く作業が発覚したら、たとえお客様が来てるその場でもカウントし表示します。
隠さない正直な倉庫現場です。
倉庫協会という皆が同業者という今回の見学会。
専務やセンター長が堂々と「是非、見に来てください!」と言えるその背景。
普段から地道に愚直に継続している社員の姿を知っている証だと思います。
また、弊社では整理整頓と美化は違う事をハッキリとしているため、
「掃除がいき届いていて綺麗な倉庫」では、社員の誰もがスゴイとは思いません。
「効率良くムリムラムダなく3Sが行われ継続している倉庫」なので、結果的に綺麗になってしまっている倉庫がスゴイ!
という認識です。
現場をマネジメントしなければ全ての業務に意識も活動も継続もできません。
意識と活動と継続がなければ現場力の向上は成しえません。
強い現場力は気付き力も向上し、自発自律型現場になり、いづれ自立型現場に成長します。
良識ある自立型現場は全てがお客様の物流品質へと繋がっていきます。
お客様の物流品質は、おのずとお客様のお客様へと繋がっていきます。
これが物流品質を向上させるための原点であり目的だと思うのです。
ちなみに、ここまで現場を作り上げたのは、マネージャーや各種活動や施策を目立って行ってきた方ばかりではありません。
目立たなくとも地道にコツコツと黙々と協力してきた影の多くの社員のお陰でもあります。
そういう倉庫への視察を選んでいただいた倉庫協会の皆さま、またお忙しい中ご来社いただいた皆様、ありがとうございました。
少しでも弊社倉庫を見学された事で、皆さまの経営・運営に活かしていただけることがあれば幸いです。
また是非、ご来社くださいね。
アメブロ:http://ameblo.jp/shinozaki-tw/