柳原です。
いつも埼玉の倉庫・物流ブログ をご覧頂き有難うございます。
ある関東の物流倉庫企業様のフェイスブックのウォール。
関西方面にある物流倉庫企業様へ向けてのウォールです。
「○○さん おはようございます。
先日はいろいろとありがとうございました。
ところで、話は違うのですが、
当社の協力会社の乗務員が○○町に引っ越す事となるようです
(奥さんの実家に帰る為)。
トレーラの乗務員で真面目な人間ですが・・・
乗務員は募集していませんか?」
自社の社員が退社していくまで面倒をみるのは会社としての責務もありますが、退社後の就業先まで面倒を見てくれる会社ってそんなにありません。
おそらく個人的に御自身のできる限りの面倒をされているのだと思いますが、純粋に素晴らしい方だと思いました。
ましてや・・・
文面を良くごらんください。
協力会社の社員の方の退社後の面倒です。
会社がこういう姿勢というか姿を見せていると、既存の社員も「自分がもし何かあったらここまでしてくれるのか!頑張らなきゃ!」と思えてくるでしょうね。
会社を去る方、去る時。
そこには様々な事情が誰しもあるわけで、会社にとっても快く思えない事も多いとは思います。
特に総務人事系の方は、単純に会社を辞めるでは済まないほど手続きと労力に勤しまなければなりません。
また会社としても、人一人の採用に対し、どれだけの人数と時間、金銭が掛かったかを考えると簡単に「はい、そうですか」とは言いにくいモノです。
しかし事はその去ってしまう当事者と会社だけでなく、在籍者はその対応を見聞きしているわけで、ある意味退職者に対する対応は自分に置き換えて見ている事も多いと思います。
今回の関東の物流倉庫会社様の対応(個人的かもしれませんが、ウォールという誰でも見れる環境で動いてらっしゃるので、知らない方はプロフィールや肩書きを見て会社対応として捉えるでしょう)は、ましてや社外の方へもできる限りの努力を退社される方へ惜しみなく注がれています。
ウォールされた関西の物流倉庫会社様の対応も素晴らしく、現在は募集されておらず自社雇用は難しいとのお返事。
しかし、「協力会社様へ打診し聞いてみます!」とお返事されていました。
どちらも私は存じ上げてる方なので、常に相手を思いやり謙虚な姿勢で行動派な方というのを知っています。
よって、言葉だけのやり取りでない事は良く承知しております。
承知しているだけに、お二人の社員を(今回のように協力会社の社員に対しても)想うお気持ちに深く感動しました。
同業社(者)だけに、「見習わなければ」とも想いましたし、とても誇り高くも感じました。
退社引っ越し後、なんとか就業できる事を心より望みます。
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