失敗を認める勇気

本日の朝礼で事。

経営理念や今年の指針「戮力」について言うコーナーで『報連相』について話をしました。

月末月初での請求書処理をしていた際、結果的には自分の勝手な判断で少し問題が発生してしまったとの事。

問題となってしまった原因として、担当者や他部署に連絡しなかったことと、連絡と一緒に相談しなかったこと、結果を報告しなかったことを上司に言われてハッと気付いたそうです。

「報連相が大事だという事は認識していたし、自分もそうするべきだという意識はあった。しかし、今回のことで自分は、言ってる割には実行してなかった、という事に気付いた。すごく反省するとともに、もっともっと意識して行動すべきでした。」

同じ社員(仲間)とはいえ、朝礼という皆の前で自分の失敗を語る勇気はスゴイと思いました。

人は失敗を素直に認めるのには結構、勇気が要ります。

まして、そのことを皆の前で告白するなどとは、なかなかできないことだとも思います。

司会者のお陰で報連相の大事さをあらためて私達も気付くことができました。

先輩や上司でも出来ないことがたくさんあります。

当たり前です。

誰しも人間ですから。

野生の動物世界において失敗は、自身の命の損失、種の滅亡を意味します。

しかし人間は失敗できる生き物だと思います。

失敗を認め、反省し、繰り返さない努力をしたからこそ、繁栄を築いてこられたのだと思います。

また、その周りの人間は他の人の失敗を見て聞いて自身に取り入れ、同じ失敗をしないよう学ぶことができる種でもあるのだと思います。

失敗するのが人間であるのならば、失敗を繰り返さない反省と努力が出来るのも人間としての特権なのかも知れません。

話が飛躍してしまいますが、新入社員は社会人という世界に初めて飛び込んできた人です。

何が失敗で何が成功すらも分かりません。

だから自分達の先人である先輩を見て育っていきます。

しかし、先ほども記載したように先輩だからといって全てが出来るわけではありません。

よって先輩が「失敗」と素直に認め後輩へ伝授していかなければ後輩は学ぶ事ができません。

結果、同じ失敗が繰りかえされる事になります。

成功も同じ。

先輩が「成功」を伝授していかなければ、後輩が出来るわけがありません。

是非、一度、後輩を視点を変えて見て見てください。

もしかしたら後輩の出来ていない事は、先輩も出来ていないのではないでしょうか。

先輩の努力や姿勢、またその伝授は必ず伝わります。

先輩が素直に認め反省する姿勢、成功に向けた率先垂範という行動、失敗も成功も先輩から後輩へ話してあげることが「報連相」の原点なような気がしました。

気付かせていただいた本日の司会者に感謝です。

こちらも参考にどうぞ

【第三回『篠崎道場』 報連相の基本】
http://ameblo.jp/shinozaki-tw/entry-10180238929.html

【大失敗賞で金一封!?】
http://ameblo.jp/shinozaki-tw/entry-10102857361.html

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報連相はとても大事なこと

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