朝礼で感動
先日の朝礼では本社5Sカイゼン活動メンバーでもある情報システム部の方が司会を行いました。
さて、朝礼では業務や日常の中で感じた弊社の経営理念「みんなで分かち合う経営」を紹介するコーナーがあります。
その中での言葉に、とても感動しましたのでご紹介します。
「先日、私の子供が学校のプールに行くため集合場所で通学班の上級生のみんなを待っていました。
ところが、時間になっても誰一人来ず、子供はとても不安になりプールに行く気持ちが失せてしまいました。
しかたなく、祖母が学校まで連れて行ってくれてその日は無事プールで遊ぶことができました。
私は最初、連絡も無しに来なかった上級生の方に不満を持ちました。
休むという連絡さえあれば、最初から子供も分かったうえでプールに行くので不安も無かったでしょうし、祖母も最初から学校へ直接、送っていったと思ったからです。
しかし、ふとあることに気付きました。
上級生が来なかったというだけで不安がった家の子供。
それは言い換えれば、それだけ普段から家の子供は上級生の方に頼っていたということ。
さらに言えば、うちの子が頼る事ができるほど、普段は上級生の方達がよく面倒を見ていてくれていたということでしょう。
かえって、普段、うちの子供をよく面倒見てくれたことに気付き、とても感謝しました。
とはいえ、一言、連絡があっても良かったのになぁ、とちょっとは思いますけどね。なんちゃって(笑)」
今回の朝礼で、目の前の出来事の一部分だけを見て感情的に判断するのではなく、冷静に一連の流れをよく捉えてみて隠れた情報を顕在化してみると、また違った判断ができることをあらためて知りました。
感謝する気持ちや感動した話を朝一番に発表できる機会って、とても良い朝礼だと思います。
こちらも良い気持ちになるからです。