スポーツから学ぶ
先週、私の子供(小学6年生)が所属しているミニバスケットの合宿試合に保護者として同行してきました。
関東近県から代表チームが集まる大きな大会でした。
普段の練習は本当に地味な練習ばかり。
コーチからは罵声が飛び、いつも自分の体力のギリギリの練習量で泣きながら帰ってくることもしばしば。
泣きながら帰宅してきても、言い続けてきた言葉は「絶対に続ける」でした。
我子ながら、とても見習うべき言葉です。
試合ではさすが関東近郊の代表チーム。
皆、上手です。
そんな中、我チームは準優勝を獲得。
まさに「続けてきた結果」としか言いようがありません。
さて、この大会のパンフレットにマイケルジョーダンの名言が記されていました。
以下、彼の名言です。
『シュートを外したことは1000回以上ある。
試合に負けたことは300回近くある。
チームメイトが自分を信頼してまかせてくれたウイニングショットを決められずに負けたことが26回ある。
つまり自分の人生は失敗、失敗・・・とにかく失敗の繰りかえしだったんだ。
でも、それでやっと今の自分があるのさ』
『失敗をすることには耐えられるが、挑戦しないでいることには耐えられないよ』
『才能は勝利をもたらすが、チームワークと知性は優勝をもたらす。』
名言を残すプレイヤーは数多くいます。
しかし名言を残そうと思って発言しているプレイヤーはいません。
スポーツとは、どんな種類のものであれ、努力と継続の賜物以外にありません。
生まれもっての才能が影響するのは、ほんの一握りです。
個人競技でも見えないところで支えてくれる多くの人たちがいるからこそ結果をもたらすことができます。
団体戦ともなれば、なおさらです。
実際には才能だけでは勝利も優勝も導いてくれません。
しかし平凡でもコミュニケーション力とチームワークを大切にする心は勝利も優勝ももたらし、個人の才能をも凌駕します。
努力と継続さえ心がければ・・・
私達が今、直面して困っている何かを越えるには、彼らの名言を素直に受け入れ素直に行動するのが最短かも知れません。
なにせ彼らは空想者ではなく体現者だからです。