人を育てるとは。
ただいま青森に来ています。
多くの先生と話をしたことで多くのことを学びました。
人は育ててもらうから人を育てるのである。
育てるにもっとも適した環境は仕事の現場である。
なぜなら現場には誰でも守らなければならないルールがあるからである。
ルールを知ることで人間関係や責任、思いやりを学ぶことができる。
ルールは守らせるものではない。
ルールは理解させるもの。
理解は頭ごなしでは理解できない。
理解できるように工夫があるから理解ができる。
工夫のアイデアは熱い想いがなければ沸いてこない。
熱い想いを持つためには失敗を繰り返した悔しさがなければ沸いてこない。
悔しさは目標がなければ沸いてこない。
目標は具体的かつハッキリしたものでなければ達成できたかどうかわからない。
達成できたかどうかわからないものに悔しさは沸いてこない。
悔しさを沸かせるために具体的かつハッキリとした数字があるのである。
だから現場には数字が必要なのである。
数字のある現場には失敗の繰り返しと悔しさと熱い想いと工夫とアイデアが満載している。
それが人を育てる環境なのである。
そんな環境で人を育てるから自分も育つのである。
そして人は育つと育てていただいた心に気づく。
育てていただいた心に気づくと謙虚さが大事なことに気づく。
謙虚な心に気づくと人に求める傲慢さに気づく。
傲慢な自分に気づくと相手に無償で尽くす心が育つ。
無償で尽くすからこそ相手も無償で尽くしてくれる。
尽くし尽くされるとは互いの労を分かち合うということである。
人が人と分かち合う関係。
それが仲間である。
会社は人の集合体である。
会社が育つのは人が育つからである。
だから会社とは育てあう仲間の集合体なのである。
諸先生方に感謝しきりです。