センパイ社員からの言葉

土曜日に、弊社のある管理職の方からとてもいい話を伺いました。

詳しい内容につては個人の範疇になるので公開できませんが、これからの人生において学んでいかなければならない事ばかりでした。

①現在抱えている、あらゆる苦労、悩み、嫌な事、嫌いな事、避けたい事などについて。

この歳になると、本当に「ああ、あの時苦労してよかった」と思うようになる。

あの時、苦労したからこそ、今の自分がここにある。

あの時、その苦労を乗り越えた(たとえ、その時に乗り越えたなんて感覚がなくても)からこそ、まさに今、人の温かさや、感謝の気持ち、互助の精神を分かる事ができる(できた)。

遊びでできた借金や博打で苦労した(してる)わけじゃないんだったら、絶対に諦めない事(逃げないという事ではない)。

きっと将来、苦労してよかったと分かるときが来る。

②今、自分がこうしていられるのは、人に恵まれたんだよ。

自分の生き方の信念として、人としての正義や社会への貢献意欲、家族への奉仕を抱き続けるからこそ、その時は苦労に感じても、その後はその苦労に対して感謝の気持ちを持つ事ができる。

感謝の気持ちを感じた時、何故、感じる事が出来たかと振り返ってみると、苦労していると感じているその時こそ、実は、自分の周りにその後の運命をかえるような人たちの存在があった。

あの時、「自分ばかり苦労して」、とか「辛くて辛くて、もうどうでもいいや」なんて考えていたら、運命を変えてくれる人たちの存在に気付かず、苦労のスパイラルに巻き込まれていただろう。

③必ず自分を見てくれている人がいるんだよ。

人は苦労していない自分を見てはくれない。

苦労しているからこそ、見てくれている。

苦労している時こそが、一番奮起するときで、その奮起している姿に、人は感銘を受けてくれる。

だから人生のセンパイが手を差し伸べてくれるんだ。

苦労から逃げる姿や、どうでもいいと思っている姿に人は手を差し伸べてくれないよ。

④苦労に感謝してるからこそ、苦労している人を見捨てたくない。

苦労しているときに手を差し伸べてくれた人への感謝は死ぬまで持ち続けたい。

それほど感謝している。

でも、あの時は本当に本当に苦労したんだ・・・

だから、その苦労は自分の事のように痛いほど良く分かる。

あの時、人生のセンパイがとってくれた行動が自分にとってこれほど、大きな感謝の気持ちと、これからの人生の励みになるのなら、今、目の前で苦労している人へはセンパイを見習ってできる限り手を差し伸べてあげたい。

その人は、きっと同じように後世の苦労している人へ手を差し伸べてあげるようになってくれるだろうから・・・

とても、素敵な土曜の午後でした。

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