違う立場に立つからこそ
先日の朝礼では、新入社員が朝礼の初司会を行いました。
冒頭の挨拶での一言。
「入社して約2ヶ月経ちました。
と、同時に車での通勤も2ヶ月で今はまだ初心者です。
その通勤時に気付くことがあります。
自転車、歩行者が危ないと感じるときが往々にしてあるのです。
しかし、良く考えて見れば、つい2ヶ月前までは、私もその自転車通学だったのです。
きっと、あの時は多くの運転者が今の自分のように思っていたのかも知れません。
自転車を運転していたときは、全く気付かなかったことも、車を運転してみて初めて【自転車の危ない運転】に気付くことができました。
立場が変わるからこそ、気付くことができるんだな、と感じました」
という内容です。
同じことは我々にも言えるのではないでしょうか。
相手の立場になって・・・
とは良く言う言葉ですが、本当にその立場になってみないと分からない事もきっと多くあると思います。
時には司会者を代わってみる、議事録担当を代わってみる、スポットリーダーをやってみる、他部署の手伝いを一日やってみる、など・・・
私はもう新入社員や自動車免許初心者になってみることはできませんが(笑)、そういう何気ない発言をしっかりしてくれることで、気付くことができました。
改めて自転車や歩行者として待ちを出歩くことで、危ない車の運転にも気付くことができるかも知れませんね。
老若男女が一緒に生活する社会。
互いに気付きあうことが大事な事なのだと思いました。