東京2020大会時の交通マネジメントと2019年夏の試行(輸送テスト)
岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。
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公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より
「東京2020大会時の交通マネジメントと2019年夏の試行(輸送テスト)について」と題し、
「東京2020大会における大会関係者及び観客の安全で円滑な輸送と、物流を含めた都市活動の安定との両立を図ることを目的とした交通マネジメント等について紹介」しています。
これについては実施当事者と直接・間接に携わる各社各団体が円滑に連携できるための施策ですが、関わる会社や団体、都内を移動する人たちだけが興味をもてばいいだろうと思っていては、予測と想像が間に合わずいざ開催期間で思わぬ影響が出る事が予想されます。
物流は現実空間に時間も合わさって流れていきます。昔は空間も時間も今よりずっと限られたいたので、有る程度、離れれば互いの影響も少なかったと思いますが、現在の物流はかなりの広範囲、秒単位の時間でリンクし合ってますので、事は直接・間接に限らず、また港湾地区・都内だけの問題ではありません。
物流に伴う幹線は近隣関東はもちろん、全国の主要都市部と直結しており、その周辺の準環線へもおのずと影響を及ぼします。
既に各運送会社の配車担当者や管理者はこのような状況を把握し結果を検証し傭車先や協力・協働会社と対策相談しています。
ある運送会社では運送会社同士ではなく、ホテルや旅館など宿泊関係から物流とは異なった視点からの意見や動向を伺い、自社の配車対策、取引先への事前周知などに利用されています。
既に輸送テストは始まっています。以前よりこういった周知や情報入手はし易い環境です。始まってから「知らなかった」や「想定外で・・・」などは通じなくなる可能性もあります。
運送管理に関係する方同様、始まってからヒヤリとせぬよう情報入手に過敏になろうと思いました。