想像を超えた「禁止されている3つの≪当たり前≫」
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岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫 の柳原です。
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トヨタやサントリー、アマゾンをはじめとした大手企業では
私達の想像を超えた「禁止されている3つの≪当たり前≫」があるそうです。
禁止されている3つとは。。。
1.パワーポイントによるプレゼン禁止
とかくカッコよく造り込みやすいパワーポイント。
プレゼンまでに掛かる作成時間(工程数)をムダと捉え、
掛けた時間に対してプレゼン効果は薄いと判断しているからとの事。
ただし基本的にはあくまで社内向けプレゼンでの話し。ただ社外向けでも過度な作成は控えているようです。
聞き手も実際には「スライドを見る」になり、肝心な「ポイントを聞く」にならないからとの事。
アマゾンでは企画内容等は口頭ベース+要点だけをまとめた報告書・企画書数ページでプレゼンし、関係する資料はいわゆる要点だけを抑えた別途資料のみとの事です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、いわゆる1ページャー 6ページャーですね。
2.報・連・相 は禁止
真意は報告や連絡をする為の書類造りに忙殺されるからという事です。
報告などによくある「○○報告書」の作成が目的ではないという事ですね。
一方で真意を効率的に効果を出すための報・連・相については積極的に行う事としているそうです。
3.社内メールを禁止
「○○部長 様 お疲れ様です。○○の件につきまして、△△・・・」の部分、丁寧にするあまり要件そのものを分かりづらくしてしまう事があり、本題に行きつくまでの部分にメール送付する必要があるか、という事だそうです。
そもそもメールで連絡をとりあう必要があるのかとの疑問だそうです。
SNSやFAX、電話、直接会うではダメなのかという事。
サントリーでは週に1度のPC利用禁止デイを設けた事により情報交換や連絡・相談をするために皆が顔を併せて行うようになったとの事です。
微妙なニュアンスやグレーな部分も明確に伝えあう事で結果的に時間短縮や資料作成から解放されるという事でしょうか。
大手がやってるから正しいと思う方はさすがにいらっしゃらないでしょうが、どちらも共通して素晴らしいのは。。。
今、普通に行っている事に「なぜ?」と疑問を持ったという事でしょうか。
なぜ?と思うからこそ、今の当たり前の真意を明らかにする必要があるし、真意が見えれば必ずしも今行っている事が当たり前とは限らないという発見に繋がります。
結果、このような思考をする事で、当たり前に行っていた多くの通常では変化する機会を失っていた業務に、変化をもたらす事ができ効率化や省力化が図れる機会が増えるという事でしょうか。
気付ける経験や気付く感性を磨き「気付き力」を向上させる必要はあるものの、これは経験や感性に大きく因る所も多く、人によって得意不得意な結果となってしまう事があります。
でもこの当たり前に行っている事、普通に行っている事に、むりやり「なぜ?」と疑問符を投げる事は誰でも出来ます。
「なぜ?」と投げかける事で、真意や本来の目的を明確にする道程を開ける事ができます。
トヨタ流「なぜなぜ5回」にも通じますし、「なぜ?」は大事なキーワードですねΛΛ
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