営業倉庫でのAI、IoT、ロボット化は可能か

物流の革新・新世代は既に始まっており、画像認識やAI処理、各マテハンやツール類のロボット化などは格段に進んでいます。5G通信による膨大なデータのリアルタイム授受も構想が進んできており、今後は半年程度で土台や根本がひっくり返って日々革命のような勢いです。

ただし、まだ現実世界のいわゆる現場単位では、人手不足や労働環境の整備など分かってはいても、まだまだ地道な物流ロジックが幅を効かせているのが現状です。

なぜなら・・・

弊社もそうですが、いわゆる倉庫業を営んで業務とする一般物流会社では、ロボティクス導入に踏み切れない現状がまだ有るからです。

極端な事を言ってしまえば、メーカー物流や製造物流と違い、私達一般物隆会社の荷主様は、明日には変わって、明後日も変わってしまう事もあるから。

いわば、荷姿も、サイズも、取扱い品も、注意点も、物流量も、なにもかもが全く変わってしまう事があるからです。

今日までアパレルのハンガーラック物流を展開していましたが、明日からはフレコンバッグの段積み倉庫に変わることだって、まんざら珍しい事ではありません。

よってマッチングするマテハンやシクミを導入しても、次の展開にもマッチングする柔軟性が求められます。

今のところ、頻繁に変わる可能性がある営業倉庫に対してのロボティクス構想は目にしていません。

よって、まずは不変に近いメーカー物流や長期継続的に荷主が展開できる大手物流会社によるロボティクスが展開され、、近未来的な変動対応型ロボティクス構想=営業倉庫型ロボティクスの土台を作りがあげるのかなと期待しています。

今日から「国際物流総合展2020」ですね。

無題

またとない「無知を知る」機会となります。楽しみですΛΛ

 

Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る