何がヒヤリ? なぜヒヤリ?
柳原です。
倉庫保管・運送トラックを探してる、困っている方は、是非ご相談ください!ΛΛ
さて、先日行われた役職者によるKYT会。
実際に倉庫であった事故やヒヤリを持ち寄り、様々な視点で再検討を行います。
意外に重要なのは、ヒヤリ。
事故となってしまった事に対しての対応は、当事者はもちろんの事、各自共、対応を素早く的確に行おうと一生懸命になります。
なぜなら、「事故である」と認識しているからです。
重要なのは、「ヒヤリとしたが、事故ではない」事。
事故でないだけに、基本的には誰もマイナスや損害も無い事が多く、その分、検討して終わりの場合がほとんど。
よって、倉庫や物流センター、トラックの運行を管理する側や運営する側は、このヒヤリの積み重ねが事故に繋がると認識し「この事故の根本を摘めば事故は減るものだ、おのずと対応人数や時間や労力を削減し、本業に投資できる」と強く認識すべきで、場合によっては「事故」そのものよりも重要視して大事にすべきかもしれません。
埼玉県に限らず、首都圏や関東、国内全国の物流センターや倉庫、運輸・運送業界で、何に一番対処対応しているかと言えば、このヒヤリ撲滅。
人事教育も運行管理システム(TWS)や倉庫管理システム(WMS)も全てはヒヤリが起きない様に、そして事故に発展しない様にしているシクミ。
ヒヤリや事故の無い職場や業務がどのような労働環境になるかはだれしもが想像できるはず。
シクミでも機器類でもガチガチ管理そのものはには限界があるので、ダメ禁止の管理環境は本来難しいもの。
良くも悪くもファジーに見極め働ける私達の意識や、共に助け合おうとする心理、気づき力を高め、現場力を高め、人間力が高まり、会社力高い倉庫現場や運送現場ならば、多くのヒヤリは無くなり、結果、事故も減る。
ヒヤリも無く事故も無ければ、叱られたり怒られたりする事も無く、当然嫌な事も減り、楽しく笑顔が多い職場になるかと思います。
3K職場といわれる物流業界ですが、3Kそのものは決して嫌な仕事ではありません。
仕組みや現場力の高い3K職場なら、疲れるけど仕事は楽しい職場、長時間だけど仲間と愉しい職場にもなりえます。それなりに限度もあるし法的ルールは遵守はしなければですが。。。
ちなみに、ヒヤリとできるには、ヒヤリと思える「気づきが必要」です。
よってヒヤリとするのはどんな事例か、それはなぜヒヤリなのかを教え気づく必要があります。
ハットと気づくのはそれから。
今回の役職者会でもヒヤリ事例を通し、ハッと振り返る機会をたくさん設ける事ができて、気づきの大い会となりました。