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岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。
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先月開催されたロジスティクスソリューションフェア2019。
毎年お邪魔してますが、ますます画像をキーとした解析や活用法の幅が広がっています。
数年前から画像カメラ、通信、電子タグなどの機器の機能向上はすさまじいものがありましたが、今やIoTとAIを駆使して、革命と言えるほど飛躍しています。
これら機器を駆使しての各工程や工程間、全体管理に視点を向け、いかに向上させていくかが一昨年くらいまででが主眼でした。
今やそこに働く人への安全、労働環境、自然環境も視野にいれ、双方クロスさせての新世代化に凄まじいスピードで進んでいます。
特に画像解析が凄さまじく感じました。
この画像解像度の高さとAI、IoTにより、常に荷主や寄託品が変わる中小の一般物流倉庫やフリー運行する運送会社でも利用できるほどになってきています。これは昨年には感じなかった大きな変化です。
。。。と言っても、もはや見て聞いて触って体験しないと伝わらないと思います。
昨年、行ったから今年はいいや、どうせ導入できないからいいや、次の機会で行ってみるよ、というほどゆっくりな進化ではありません。
超進化を超えて世代革命といっていいくらいのスピード変化です。
そして、これらは将来の展示会ではありません。
現実世界の展示会です。
10年くらい前のKIVAシステムが開発導入し今やアマゾンに様変わりした向こうからやってくるピッキングロボット、通信システム、一瞬で読み取り計測等ができる画像処理、管理できるWMSからコーディネイトできるWMS・・・
少し前までは、定形・定量・定○・・・な物を早く、正確に、大量に、省力で、物流の各工程にマッチできるような機器を開発しとにかく市場へ、そしてそれらの精度の限りない向上を、というのがテーマだったように思います。
そうするとおのずとメーカー物流や長期稼働するあまり大きく変化しない物流が結果的に対象となっていたと感じました。
ところが昨今はこれら機器そのものに加え、AIやIoTが組み合わさり、画像の中のモノやウゴキから読みとり流動的に柔軟に対応でき機器の拡張性が飛躍的に広がった感があります。
これは一般的な中小倉庫企業や運送会社が取り扱っているような、荷主が変わり易く取扱い品がいつも異なるような現場にも対応できつつあるようです。
ドレイブレーコーダーなども、普通の運行時と変化が起きた運行とを画像の中でAIが判断し、自動録画、関係各所へ自動通信するなど、ビックリです。
今まではそんな機器、大手だから導入できる・してるんだよ。。。
と言ってたかもしれませんが、導入コストはともかく、
世代・時代・時流が劇的に変化・革命が起きている事、
これらを知っている知っていない、そして活用法を思案できるできないとで、中小格差も格段に広がるのではないでしょうか。
それはもしかしたら淘汰というふるいになるのも知れません。
まずは世代・時代・時流の変化を感じられる現場に足を運んで知り感じる事から始めなければ。。。
物流マネジメントに携わっている方はもちろん、いわゆる現場作業に従事されている方こそ行ってみてください。
機器と世代が変わっていく変化に、知と思考が追い付かねば機器に使われてしまいますΛΛ
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物流倉庫やロジスティクスセンター、運送・輸送・配送業務での人身・物損事故を防止するために。。。
「ヒヤリ!とできる」気持ちを持ちましょう。
「ハッ!と気付く」気持ちをもちましょう。
「危険だと感じられる」感性をもちましょう。
「危険な事実を知って」予知できる知識を得ましょう。
「ヒヤリ、危険」に遭遇した時、すぐに「ハット気付き、対策できる訓練」をしましょう。