ボソっとの思い付を真面目に
岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。
今日はみんなも知ってる?ココ界隈でお仕事ΛΛ
さて、SL列車「パレオエクスプレス」でおなじみの秩父鉄道は埼玉県の羽生駅から秩父三峰口駅までを運行しています。
なにやら「夜行急行」という、夜中に熊谷駅を発車して三峰口で折り返し早朝に戻ってくるイベントを昨年開催したとか・・・
夜間に狭いボックスシートに身を沈めて出発し、様々な想いを馳せながら早朝に新天地に到着する・・・
旧国鉄時代には多くの夜間急行の運行があって、代表的なのは津軽海峡冬景色で有名な上野発の夜行列車「八甲田」や「十和田」との事。
期間限定のツアーだったようですが大盛況だったそうです。
電車好きや当時の情景を知らない方にはピンとこないでしょうが、
電車好き、当時、同じように想いを巡らせて旅立った人、新天地に赴いた人などには、懐かしさなどでたまらない企画なのでしょう。
秩父鉄道から気づく事は、けっしてSLを走らせたり、豪華絢爛な列車、有名地観光地巡り、温泉地経由、グルメ、神社をセット・・・など流行り企画がだけが眼を引くわけでなく、隙間といってもいい上記の企画も大いに成り立つという事。
企画への想いは別として、要は掛けたコストに対して利益が出れば良いわけですから、今ある物を利用する最低限コストで、集客は企画と周知手法で、利益想定はマーケティング、リピートは係わるスタッフと参加者の想いを一致したサービス方法・・・でしょうか。
起案した方はきっと「・・・だったらイイのになぁ」とボソっと思いついただけだったかもしれません。
ボソっとの思いつきを真面目に精査して企画となるんだなぁとちょっとムリヤリですが、秩父鉄道からの学びと致します(笑)
大切なのは「ボソっと」を見逃さない事でしょうか。
鉄道も物流。ということは物流業界にも通じる所があるかもですねΛΛ