トラックドライバーが語る「凡事徹底」
岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。
篠崎運送倉庫のHPではヒヤリハット事例集を掲載しています。
どうぞご参考ください。
さて、国交省や経済産業省も後援し、多くの運送会社様が参加している「トラックドライバー甲子園」。
現役バリバリのドライバー自身が、運送業の問題やドライバー職としてのやりがい、夢、希望を熱く語り、プレゼンする場です。
私は第1回目の開催前にお知らせを受けて知り、実際には聴講に赴いた事は無いのですが、それ以降いつも公式チャンネルで拝聴させて頂いています。
なんと今年で既に第4回も続いています。
プレゼンをするドライバーさん、時には涙を流すほど熱く語りかけます。
凄いのは普段はドライバーとして走り回りまわっている方達だけに、十分にプレゼンの練習をできるわけではないのに、いざ、始まると想いの熱さがヒシヒシと伝わってくる事。
そんな中、ある会社のドライバーさんがプレゼンして言っていた言葉に「ハット」した言葉があります。
「当たり前の事を意識してやり続ける。無意識にできるまで・・・ 」
「凡事徹底!」
なぜなら。。。
「それがプロトラックドライバーには必要な事です!」との事。
さて、「プロトラックトラックドライバーとして、当たり前の事」って、何でしょうね。
また、それは、「プロトラックドライバーだけに必要」な事なのでしょうか。
いろいろと思いを巡らせると、各々にハット気づく事があるのではないのでしょうか。
なお、甲子園に出場したトラックドライバーさんは「当たり前の事とは凡事な事を」と言っています。
人は凡事な事ほど甘く見下したり、優先順位を低く見たりしがちです。
でも、大きくて立派な家が長く栄光するにも、見えない縁の下にある基礎や、土台がしっかりしていないと長くは続きません。
普段は壁で見えないけど大事な所にはちゃんと見えない鎹があるからこそ、大きな窓もいくつも付けられて日の光をサンサンと家の中にも取り込めます。
凡事ほど大事に、そして徹底。
来年の第5回も楽しみにしている業界の施策の一つですΛΛ